息子が高校生の頃、保護者としてPTA総会に出席した。そこで、退任される役員に感謝状とともに記念品が贈られた。記念品は画家が描いた絵だった。私はその洗練された記念品に感銘を受け、自分も特別な場面では自分で書いたものを贈りたいと思った。
私は幸運なことに母校に勤務し、同窓会の校内幹事長を務めている。退任される同窓会役員や部活動でお世話になった方には、色紙を揮毫し額に収めて贈ることにしている。たとえ拙い筆であっても、額におさまれば不思議とそれなりに見えるものだ。しかし、それ以上に、私の書が「感謝」と「出会いの大切さ」を伝えることができれば、それこそが何よりの贈り物になるのではないかと思う。
以前、小学校のPTA会長を3年務め退任する際、いつもそうしているように感謝状を書いた。そして、自分で書いた感謝状を受け取った。
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