竹村天祐の書の世界をご案内します。
誘惑
空が、裂けた。
見えない火が、
胸の奥を打った。
大曲の花火 春の章
急ぎの仕事の手が止まり、
冷えた風が頬をなでる。
しばし、
時の底に沈みながら、
遠い夜を聴いた。
「よし」と、
かすかな声で
自分を呼び戻す。
灯りの下へ、
仕事の海へ、
ふたたび沈んでいく。
それでも、
なお、
胸のどこかで、
遠い空が鳴り続けている。
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