1月19日より イオンモール大曲1階 市民ギャラリー にて開催しておりました 創部70周年記念 大曲高校書道部作品展 は、多くの方に見届けていただき幕を下ろしました。
2025年1月30日木曜日
心に刻むひととき
2025年1月29日水曜日
書は長寿の秘訣!?~生涯書道家であるために~
1月26日(日曜日)、メトロポリタン秋田で開催された秋田県書道連盟の新年研修会と新年会。私は研修部長として、研修会を担当しましたので、会場の横看板と演題も書きました。今回の講師は書道連盟の会員で整形外科の先生にお願いし、「生涯書道家であり続けるために~その傾向と対策~」というテーマでお話を伺いました。
2025年1月28日火曜日
明後日まで
創部70周年を迎えた大曲高校書道部の記念作品展が、いよいよ明後日で最終日を迎えます。この節目を彩る作品展では、部員たちの熱い想いが込められた一つひとつの書が、訪れる皆さまの心に響いております。未だご覧いただけていない方も、ぜひこの機会に足をお運びください。
2025年1月27日月曜日
書の深みと向き合う一日
1月25日は意義深い一日となりました。
2025年1月24日金曜日
筆に込める新春の気概
秋田県書道連盟の研修部長の私は、新年研修会に向けて会場の横看板を揮毫しました。看板の長さに対して字数が少なかったため、横長の字形が映える隷書体を選びました。普段は物事をテキトーに進める私ですが、このような看板を書く際には一転して几帳面になります。設計図を丁寧に作成し、字配りを計算し尽くして、全体のバランスがぴったりと整うよう精密に書き上げました。
2025年1月21日火曜日
仙北地域展
第22回仙北地域展(秋田県美術展覧会)は、2025年1月18日(土)から2月23日(日)まで、美郷町学友館で開催されます。 この展覧会は2024年6月に開催された第66回秋田県美術展覧会(県展)の入賞・入選作品の中から、美郷町・大仙市・仙北市の作家の作品が展示されます。私の作品「戦乱の国」は奨励賞を受賞し会場に展示されています。
2025年1月20日月曜日
愛校心が繋ぐ絆と温かな贈り物
大曲高校書道部は創部70周年を迎え、その記念作品展を昨日よりイオンモール大曲1階「市民ギャラリー」にて開催しています。本日、会場には豪華なお花が届きました。その送り主は千葉県にお住まいの大曲高校の卒業生の方です。
実はこの方、先日イオンモール幕張新都心で開催された「書道パフォーマンスグランプリ決勝大会」に、東北・北海道代表として出場した書道部の情報を知り、書道部とは直接の関わりがないにもかかわらず、わざわざ応援に駆けつけてくださいました。そして、今回の展覧会にも心を寄せてくださり、花を贈ってくださったのです。その愛校心と温かいご支援には、心から感謝申し上げます。
2025年1月19日日曜日
巨大な筆に込めた想い
大曲高校書道部は令和7年1月19日、創部70周年を記念した書道部作品展初日にワークショップ「メガ文字アート」をイオンモール大曲1階「稲穂の広場」にて実施しました。
このイベントでは、大きな筆を使って巨大な紙に自由に文字を書く体験を提供しました。小学生からベテランの方まで、幅広い世代の参加者が思い思いの文字を描き、会場には笑顔と熱気が溢れました。初めて筆を手にした方も、力強い筆運びで自分だけの表現を楽しんでいただきました。
特に、家族や友人と協力して一つの文字を仕上げる場面では、参加者の笑顔が印象的でした。完成した巨大作品は、参加者全員の個性がひとつに重なり合い、迫力と温かみのある仕上がりとなりました。
このワークショップを通じて、書道の楽しさや表現の自由さを改めて感じていただけたのではないでしょうか。大曲高校書道部では、これからも地域の皆さまと共に、書道の魅力を伝えてまいります。
70年の歩みと新たなる挑戦
大曲高校書道部は令和7年1月19日から30日まで、創部70周年を迎えた記念としてイオンモール大曲1階「市民ギャラリー」にて作品展を開催しております。本展覧会では、部員たちが日々の鍛錬を重ね、一筆一筆に想いを込めた作品を展示しています。
展示作品は高校総合美術展書道部門に出品された17点の力作が並び、部員たちが練習を重ねて磨き上げた技術や表現力が光っています。また、大仙市誕生20年をお祝いするために制作した巨大作品には、地域への感謝と未来への希望が込められています。さらに、「大仙市新春子ども書き初め大会」で各学年の最優秀賞に輝いた作品も展示。子どもたちの純粋な筆づかいと、次世代を担う才能が来場者の心を打つことでしょう。
部員たちはこの展覧会に向けて懸命に準備を進めてまいりました。一人ひとりが書道への情熱を持ち、伝統を大切にしながらも新しい挑戦を続けています。その熱意が感じられる展示となっておりますので、ぜひお越しいただき、書道の魅力に触れていただければ幸いです。
展覧会は本日より今月30日まで市民ギャラリーで開催しております。多くの皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
2025年1月13日月曜日
雪國
トンネルを拔けると、そこは雪國であつた。降りしきる雪に音を吸はれた靜寂の中、大曲高等學校書道部を乘せたバスは、ひつそりとした山間の道を進んでゆく。車窓に映るのは、何處か懷かしい家々の風景。次第に故鄕の氣配が濃くなり、遠く離れてゐた日常が靜かに手元へ戻り始める。書に込めた熱意とともに過ごした決勝大會の時が、ひとつの輪となつて胸の內に刻まれるやうであつた。
2025年1月12日日曜日
全力
大曲高校書道部は、イオンモール幕張新都心で開催された第4回書道パフォーマンスグランプリに東北・北海道代表として出場しました。力不足は否めないものの、自分たち史上最高の演技を披露することができました。また、首都圏在住の同窓生や書道部の先輩方、さらには保護者の皆様から温かい応援をいただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。これからも新たな挑戦に向けて歩みを進めてまいります。
祖父の激励
決戦の朝、千葉のホテルのレストランにはこれがあった。遠い地で祖父が創業したこれが。まるで祖父が背中を押してくれているかのような不思議な気がした。そして、皿にはウインナーを載せた。勝負の日にふさわしい名を冠するウインナー(ウイナー)。この小さな一皿が、今日という大舞台の始まりを告げる合図となった。
2025年1月11日土曜日
世界征服
実は私は大曲高校の書道部顧問だが、それは世を欺く仮の姿。本当の正体は、世界征服を目論む秘密組織ショッカー(書家)である。今回の任務は「書道パフォーマンスグランプリ決勝大会」という名目のもと、手下である部員たちとともに首都圏を征服することだ。
宿泊先のホテルでは、「私は学校で書道を担当している教員で、これ、おみやげです」とフロントに自作の額入り葉書を手渡した。100円均一のお店で買った額に、大曲らしさを象徴する花火の下絵が入った葉書。そこに力強く「愛」の一字を書いた。原価わずか140円(葉書40円+額100円:税抜)でありながら、その背後には深遠な書道作戦が隠されている。贈り物を通じて、学校の印象をさりげなく上げること――これがショッカーの書道の初動作戦だ。書で心を動かし、信頼を勝ち取る。それは小さな一歩に見えるが、着実に征服への足がかりを築いていく。
ショッカーの最終目標は自分たちの書作品を世界中に展示することで、文字の力で地球を掌握することにある。例えば、以前お世話になっている友人が店長を務める店に、お礼の作品を贈ったときのこと。私は謙遜して「トイレの片隅にでも飾ってください」と伝えた。すると、驚いたことに本当にトイレに飾られていたのだ。「なんて素直なんでしょう」と感心しつつも、私は密かに微笑んだ。トイレというプライベート空間こそが、ショッカーの作品をじっくり眺める理想的な場所なのだから。
そして、週末には手下たちがさらなる征服を果たすために動き出す。彼女らは巨大な紙を用い、文字通り「大きな足跡」を残すべく、日本有数の規模を誇るイオンモール網張新都心を舞台に、堂々たるパフォーマンスを繰り広げる予定だ。「書の力で世界を変える」という壮大な夢に向け、部員たちは無邪気に、しかし着実に計画を進めている。
こうして私は表向きは教育者として裏ではショッカーとして、今日も筆を握る。征服の道はまだ遠い。しかし、書という静かなる武器を携え、私たちは確実に世界を塗り替えていくのだ。つづく。
2025年1月8日水曜日
熱き想い
大曲高校書道部は書道パフォーマンスグランプリ東北北海道大会で優勝し、今度の日曜日に決勝大会へ挑みます。これまで個人の活動が中心だった書道ですが、書道パフォーマンスは部員全員で挑む団体戦。その鍵を握るのは、何よりもチームワークです。決勝大会を目前に控えた今日は、特別強化練習を実施。市内のお肉屋さんにオーダーした特製トン汁をナベごとテイクアウトし、新年補習初日の恒例行事としてみんなで味わいました。
各社で
昨日、大曲体育館にて「令和7年大仙市新春子ども書初め大会」が開催され、大曲高校書道部も参加しました。部員たちは、書道パフォーマンスと書初めを披露し、会場を大いに盛り上げました。この様子は、多くの報道各社によって伝えられています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20250107/6010023251.html
https://www.akita-abs.co.jp/nnn/news9363kkks8ubxvofpyq.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a7c4e185e16de18622e11d45df6f6cf407bc112
https://www.sakigake.jp/news/article/20250107AK0026/
2025年1月7日火曜日
新春、書の響き
令和7年1月7日、大曲高校書道部は「令和7年大仙市新春子ども書初め大会」に参加しました。当日は新年の晴れやかな空の下、お天気にも恵まれ小学生・中学生・高校生を合わせて約100名が集まりました。書写・書道が盛んな地域である大曲ならではの活気ある催しで、参加者たちは新春の抱負を胸に一生懸命作品制作に取り組み会場には真剣さと静かな熱気が漂いました。
この大会は県内でも屈指の規模を誇り、注目度の高さからテレビ局3社による取材も行われました。開会式の後、大曲高校書道部が披露した書道パフォーマンスは、躍動感あふれる演技で観客の心を掴み大会の幕開けを華やかに彩りました。多くの小学生や中学生が見守る中、部員たちが力強く繰り広げたパフォーマンスが、参加者たちに書道の楽しさや魅力を伝え、興味を持つきっかけとなればと願っています。「将来、大曲高校に進学して書道部で活動したい」と思う児童生徒が生まれることを期待しています。
その後、参加者たちはそれぞれの想いを筆に託し、新春にふさわしい意欲的な書初めを完成させました。大会で制作された書初め作品は、1月10日(金)午後1時から1月17日(金)正午まで、大仙市大曲交流センターの中研修室で展示されます。展示の開館時間は午前9時から午後5時までです。さらに、特選作品については1月19日(日)午後1時30分から1月30日(火)まで、「創部70周年記念大曲高校書道部作品展」において大仙市民ギャラリー(イオンモール大曲1階専門店街)でも展示されます。市民ギャラリーの開館時間は午前10時から午後9時までとなっています。
大曲高校書道部は、これからも地域の書文化を支える一翼を担いながら、書道の魅力を広める活動を続けてまいります。
2025年1月6日月曜日
守破離
書道パフォーマンス用の印のような大きな印は「書き判」と師匠から教えていただきましたが、使い勝手に不都合が生じたため、新たに大きな印を作ることにしました。
全国大会を直前にしてさらに強化
大曲高校書道部は、全国大会を目前にして特別強化練習に励んでいます。お正月の練習での恒例のお汁粉タイム。一見ほのぼのとした「お楽しみ会」に見えるかもしれませんが、実はこれ、しっかりチームワークを鍛える秘密兵器なんです。
2025年1月5日日曜日
師の教え
かつて亡くなった篆刻の師匠に、書道パフォーマンス用の印について相談した際、「大きな印は書き判にせよ」と教えをいただきました。その教えを守りこれまで印は書いて対応してきましたが、不都合が生じたため新たに印を作ることにしました。
大曲高校書道部では私が入学する以前から木印が使われており、作者は不明ですがおそらく50年ほど使われ続けています。通常、書道作品に用いる印は石で作られることが多いのですが木印は珍しく、さらにそのデザインが洒落ています。
一般的な書道部の印には「○○高校」「書道部」といった文字が刻まれることが多いですが、大曲高校の印面には「書道部」「恒」または「亘心」と彫られており、個性的で非常に気に入っています。
今回作るのは書道パフォーマンス用の巨大な紙に押すための印です。印面は伝統の木印のそれを引き継ぎ、印を作るのにはどのような材料が適しているのか、まず材料選びから始める必要があります。スポンジ、木、ウレタンなど、さまざまな素材を検討しつつ、白文にするか朱文にするかも含め、試行錯誤を重ねることにしました。
2025年1月1日水曜日
新年のご挨拶
新しい年の幕開けにあたり、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
昨年も多くの方々に支えられ、無事に一年を締めくくることができました。この感謝の気持ちを胸に、今年もさらなる挑戦と成長を目指し、誠心誠意努めてまいります。
また、新しい年が皆さまにとって希望に満ちた実り多き一年となりますよう祈念いたします。変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
令和七年 元旦
大曲高校玄関前に掲示した新年のご挨拶
【書道部】新年のご挨拶
【書道部】新年のご挨拶
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は、多くの皆様から温かいご支援と励ましを賜り、心より感謝申し上げます。
私たち書道部は、昨年、地域のイベントや大会への参加を通じて、書の魅力を伝えることに努めてまいりました。その活動を支えてくださった皆様のご厚情に深く感謝するとともに、本年も更なる精進を重ねてまいります。
新しい年が皆様にとって希望に満ちた素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。そして、私たちの活動を引き続きご支援いただけますようお願い申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和七年 元旦
イオンモール神社
イオンモール大曲店内に特設された「イオンモール神社」にて、新年のご挨拶を表現いたしました。それぞれの柱には、「謹賀新年」や「あけましておめでとうございます」など、趣を変えた言葉で新春の喜びを込めております。
新しい年を迎え、皆さまにとって希望に満ちた一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。この特設神社が、多くの方々の願いを結ぶ場となることを願っております。
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▲蜀素帖「呉江垂紅亭の作」 ◇原文 断雲一片洞庭帆 断雲一片洞庭(どうてい)の帆(はん) 玉破鱸魚金破柑 玉(ぎょく)は鱸魚(ろぎょ)を破(やぶ)り金は柑(かん)を破る 好作新詩継桑薴 好(よ)し新詩(しんし)を作りて桑薴(そうちょ)を 継ぎ 垂虹秋色満東南 垂虹...
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一般漢字半紙段位課題「十七帖の断筆について」 学習用「三井本」十七帖 □断筆とは何か 断筆(だんぴつ)とは三井本にある用筆法で、画の転折部分でいったん筆を離し、そこよりわずかに位置を移して筆を入れ直し次の画を書く書き方を言います。 王羲之の十七帖の真跡はすでになく、今日残っ...
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令和2年度全県新年書初め展 [高校・一般半紙の部]課題風信帖 □ 原文 忽披枉書。已銷陶爾。御香兩裹。及左衞士。督尊書状。並謹領訖。迫以法縁暫闕談披。過此法期披雲。 □ 訓読 忽(たちま)ち枉書(おうしょ)を披(ひら)き、已(はな...