最近、多いんです、こんなことが。
私はエラそーに競書雑誌の同人をしています。毎月出品して〇がつくと級や段があがっていくアレです。優秀作品は写真版になります。
今月号、私は半切の蘇軾(蘇東坡)が書いた黄州寒食詩巻の担当でした。昇級昇段現級を審査して、写真版の作品にはコメントを書きます。そのコメントに古典の筆者を「蘇軾」ではなく、何の疑いもせず「天才米芾」と書いてしまったのです、しかも、何回も何回も。
(いいわけ)原稿を書いたその時期、大曲高校書道部は書き初めの課題の米芾の書いた「蜀素帖」練習の真っ最中で、授業でも蜀素帖の学習をしていました。そのため、私の頭の中は「天才米芾」のことで一杯でした。しかも、米芾を日頃から「天才米芾」と呼んで敬愛し、書道パフォーマンス作品の字を蜀素帖風にアンバランスにしてバランスをとる方法を研究している最中でした。
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