同じ姿勢で卒業証書を書き続けていたら、右肘がじわじわと痛み出した。整形外科で診てもらうと、「書道部なのに、まさかのテニス肘ですね」との診断。筆をラケットに持ち替えた覚えはないが、どうやら肘だけはウィンブルドンを目指していたらしい。
さらに不可解なのは、何もしていない左手の手首まで痛みだしたこと。思い当たるのは、作品を書くときに体を支える左手。意識してパーではなくグーにしていたことかもしれない。重い物なんて持ったこともないボンボン育ちなのに、宅急便の荷物を持ち上げただけで両手そろってギブアップ。何の因果かペンを握るだけで満身創痍の生活に。
もはやこれは芸術家の宿命か、単なる老化か。いやいや、創作の苦しみだ。
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