「な」の結び

　今までは「な」の結びは「三角結び（写真上の“な“）」でした。しかし、最近は「ま」「は」「ほ」と同じ「平結び」になっています。文字の成立から見ると違和感がないわけではありませんが、教科書ではそのようになっています。東京書籍では文字を学習する小学校低学年で「ま」「は」「ほ」は平結びで、「な」だけは三角結びとなると混乱するのがその理由のようです。そのため、中学生になると「な」の結びは三角結びとなります。

　

▲上：三角結び　　下：平結び

　秋田県では多くの郡市で、光村図書出版の教科書を採択しています。それに従い書友1月号の「手ならい」の「な」は平結びにしました。