2024年6月16日日曜日

おもフェス2024ジャマイカンミュージックフェスティバル

風に乗る音の波

レゲエのリズムに心躍らせ

筆は軽やかに踊り出す

スカレゲエの音色は

魂の奥深くまで響き渡り

一筆一筆に命が宿る

仙台の「おひつじ座流星群」

その音楽に導かれ

私たちの書道は翼を広げる

雄物川中央公園の風景に

音と文字が溶け合い

観衆の心を魅了する

レゲエの自由とリズム

書道の静けさと力強さ

その融合が創り出す美しさ

心から楽しみ

心から感じ

最高のパフォーマンスが生まれた瞬間

音と文字が一つになり

未来へのメロディーを描き出す

▲行くぞ~、お~

▲いえ~ぃ




2024年5月7日火曜日

老舗

 大曲高校は昨年10月から新校舎に引っ越しをして、新しい環境で生活をしています。書道室もとなりに準備室があります。書道室と準備室のドアに暖簾をつけてみました。



2024年4月17日水曜日

知らなかった

 今年から書道部の顧問になった同僚の先生は、もともと私とは師承が同じで中学校と高校の後輩の書道作家です。しかし、書道教員の募集がないときの採用なので、採用された教科は国語科です。そのため、「書道もできる国語の先生」です。

 その先生が大きな作品を書くというので、自分で作品のサイズに合う大きい印を彫ろうと印材を買っていました。言葉の端々に「彫ってアピール」を感じましたが、私は自分がへたっぴだと自覚しているのでスルーしていました。しかし、自宅のアトリエで以前買っていた随分よさげな石がひょとっと出現し、突然創作意欲が湧いてきて印を彫ることにしました。

 字を調べて印稿を作り布字してはやり直しをして、鏡に映すまでたどり着きました。一辺が5㎝の印なので小さな鏡ではよく見えなかったので、タブレットで写真を撮りそれを鏡文字に加工しました。

 知りませんでした、いい印材がこんなに彫りやすいなんて。いつも部員用の印を作るときには実習用印の安価な印材でしたので、印材がいいとまるで自分がとてつもなくうまくなったようでした。完成した印は自分が見てもへたっぴでしたが、それでも私史上最高傑作でした。

▲自分史上最高傑作


2024年4月7日日曜日

本気?狂気?遊気?

  先日、音大生達が本気でJ-POPを歌っている動画を見つけました。普段クラシックを中心に研究している人たちが、その知識と技術を生かしてI-POPを、しかも一生懸命演奏している姿はなかなか興味深いくありました。

 それに触発されて普段展覧会作品を書くような感じで、日常の書を書いてみました。新学期になって各教科では進度表を作りますが、そのファイルの表紙を隷書で書きました。各教科でそれぞれ書き分け、本気で書いたというよりも存分に遊んだという書き方ですね。

 歓迎会の横看板は乙瑛碑を臨書した楊峴というイメージです。あくまでもイメージですけど。新任の先生方の席札は王鐸を臨書した顔真卿風に書きました。あ、あくまでもイメージですけど。

 同窓会の祝詞は目立つように漢字をどど~んと書きました。

▲進度表の表紙

▲あくまでもイメージは
▲祝詞






2023年2月16日木曜日

みっしょんこんぷりーと

 終わりの見えない闘いが終わりました。卒業証書と三カ年皆勤賞の記名が終わりました。書いても書いても終わらないんじゃないかという恐怖と、己の下手さと闘いながらなんとかでかしました。皆勤賞の賞状は何年か使えるように年度と校長名が入っていないので、それを書くのが剣道なんちゃって参段の私は「メン、ドー」でした。

 1枚150円として250枚くらい書いたので筆耕料は27000円くらいだなと、出ない筆耕料を計算してその金額をみて自己満足の世界に浸りましたとさ。


2021年2月26日金曜日

【書友4月号】高校生になったみなさんへ

 【書友4月号】半紙一般級位解説


 高校生になって書道部に入ったみなさん、小学生中学生から引き続き書道を続けて高校生になったみなさん、今月から「書友」は〈高校・一般の部〉に出品することになります。新しい書道の世界をご案内します。


1 書写と書道の違い

 学校では書写は学校での時間割で、何の教科の時間に学習しましたか。今まで小学校や中学校の書写は国語科で、文字を正しく整えて速く書くことを目標にして学習してきました。

 国語の時間で学習した書写に対して、高校での書道は芸術科の時間に学習します。芸術科には「音楽」「美術」「工芸」「書道」の科目があり、ここから選択できるようになっています。学校によって開講している科目が違うので、必ずしもこの4科目からの選択とはいかないことがあります。学校として全員音楽を選択している学校もあれば、音楽と書道からの選択や音楽と美術からの選択、音楽と美術と書道から選択できる学校もあります。

 これから皆さんが取り組む書道は確かに書写と用具等は同じですが、その内容は全然違います。そして、書道の目標は「自己表現」です。自分の気持ちを文字としてあらわし、筆と墨という用具で表現します。そしてそれを鑑賞することは共感することです。

2 知っておきたい書道用語

 下の書道用語はこれから書道を学ぶにあたって、よく使われる用語であるのでしっかり理解してください。そして、書道用語を使えるようにしましょう。

 「古典」古人の書いた優れた筆跡。
 「臨書」古典を手本として習うこと。またその作品。
 「創作」自らの創意工夫に夜表現。
 「落款」署名と印。
  

3 古典って何だ、臨書って何だ

 「古典」と聞くと皆さんは「源氏物語」や「枕草子」などを思い浮かべるでしょう。しかし、書道では「古人の書いた優れた筆跡」を「古典」と言います。そして、それを手本として習うことを「臨書」と言い、書いたその作品も「臨書」と言います。古典と言われるには「古人が書いた」ものであり、さらに「優れた」筆跡であることが条件です。

4 コリン星から来なくても

 書道の作品は「本文と落款(らっかん)」で構成されています。落款は「署名」と「印」です。つまり、書道の作品は「本文・署名・印」がないと完成ではありません。よく署名をせずに本文だけをお稽古をしている人を見かけます。しかし、署名も書道作品の重要な構成要素なので、1枚本文を書いたら必ず署名も書きたいものです。

 書道作品の署名は、小学生や中学生ではフルネームを書いていました。高校・一般では苗字は書かずに名前だけを書きます。苗字だけの署名はありません。そして、臨書の場合には臨書であることを示すために名前の下に「臨」と書きます。そのため、真理さんは日本人でも「真理臨:マリリン」となりますし、凛さんは「凜臨:リンリン」になります。そして、優子さんはコリン星から来なくても「ユウコリン」になります。ずぅ〜っと前、上野動物園にリンリンというパンダがいましたね。

書道あるある
 ⭐️署名のうまい人の作品はだいたいうまい。
 ⭐️印をきっちり押している人の作品はさらにうまい。

5  書道の最終目標


 なぜ臨書をするのでしょうか?
臨書の目的はたくさんあります。それぞれの学習段階や求めるものによっても目的は違います。皆さんの臨書の目的は
「よく観察するため」
「上手な筆遣いができるようにするため」
「視野を広げるため」
です。見ているようでよく見ていないのが観察です。しかし、それをお手本として書こうとするためには、一画一画隅々までよく観察しないといけません。

 そして、書道の最終目標は「創作」です。創作とは「自らの創意工夫による表現」です。臨書によりそれぞれの古典のエッセンスを取り入れ、それを自分の中で再構築して独自の書風を編み出すのです。自分の世界を切り開くため臨書は必要です。

【書友4月号】小学生の頃からこの書友の雑誌で書写のお稽古をしてきた皆さんへ。


新しい世界への挑戦

 長い間書道塾で書写のお稽古をしてきて、中学生で10段まで上り詰めた人はたくさんいると思います。そして、今までに色々な展覧会に出品して、素晴らしい賞を受賞した人もたくさんいると思います。それは大変に素晴らしいことです。

 でも、いつまでもその上にいてはいけません。それはそれです。いつまでも過去の栄光に縋り付いては成長はありません。上にも書いているように、書写と書道は別物です。過去の栄光はいったん置いといて、新しい気持ちで書道と向き合ってください。

次世代の指導者への期待

 皆さんはもともと基本的な技術が身についているので貪欲に新しい世界に挑戦しると、今まで見たこともないような書道の世界でさらに表現の可能性が無限に広がります。さらに、大学には書道科があってさらに専門的に書道を学ぶことができ、表現の幅も進路選択の幅も広がります。そして、これからの秋田県書道界や我が国の書道界をリードしてください。

 そして、昔から「書は人なり」と言われます。人間力の向上が作品のレベルを上げます。普段の生活=書道の稽古です。人生においてズルせず誠実に生きれば、作品にもそれが現れます。

継続する力

 昔から「好きこそものの上手なれ」と言います。好きなことはいくらでも続けられるし、お稽古も苦ではありません。月並みですが、自分の「可能性」と書道を選んだ「先見性」を信じお稽古してください。「継続は力なり」という言葉があります。継続することでそのものの力量は高まります。そして、「継続する」という力も身につきます。高校生から始めた書道をこれから一生続けていってください。

 そして、昔から「書は人なり」と言われます。人間力の向上が作品のレベルを上げます。普段の生活=書道の稽古です。人生においてズルせず誠実に生きれば、作品にもそれが現れます。