2020年11月2日月曜日

美意識に殉じる

 秋田書道展が開催中です。4日まで、秋田市アトリオンです。私はエラそーに無鑑査会員で出品しています。タイトルは「決意 本気モード全開の書道ガールズへ」です。「私たちは諦めない 想いの華よ紙に咲け」と書いています。

▲「決意 本気モード全開の書道ガールズへ」

 その書道ガールズは日曜日に、野球でいえば甲子園予選、運動部でいえば全県総体にあたる高校総合美術展書道部門への出品作品の清書を終えました。この展覧会で来年和歌山で開かれる全国総合美術展に出品する「秋田県代表4点」が選出されます。

 さあ、清書が終わってからは私の仕事です。今まで作品添削に追われて、制作が遅れに遅れていた印19顆を昨日と今日で一気に彫ったので清書作品に押します。今日の早朝、なんとかミッション終了しました。
 私は「しっかりとした印をキッチリ押している作品はウマい」と思っているので、生徒作品の印は私がキッチリと押しています。しかし、そのような美意識を持っている人が書いた作品に、自分で印を押すから作品がウマいのであってこれだとダメじゃん。って最近、それに気がつきました。

 とにかく、生徒作品の漢字用の印を8顆と、調和体の印を11顆を清書の最終選別と平行して二日間でしあげました。そのたの、腕からなにからバキバキです。私たちは漢字の印は一寸(一片が3センチ)を使っているので、そのまま調和体の作品に押すと違和感があります。そのため、調和体の作品には現代的な作風で、八分(24ミリ)の印を使っています。
 今日の朝一番で、表具屋さんに無事印を押した作品を届け、授業に間に合うように高速道路を学校へと向かっていました。その途中で高速道路の横の空中を、昭和の汽車が走っているのが見えました。まるで、銀河鉄道です。もしかして、居眠り運転でもしてお迎えか?とも思いましたが、そんなことはなく無事学校に着き4時間目で蘭亭序の授業をしました。
 生徒が全力で作品を作品を書いたので、私も全力でそれを応援しよう。そう考えて印を彫ることにしています。生徒作品に直接私が筆で手を加えることはできませんが、それに押す印を彫ることはおっけいです。F1ではシャーシはシャーシ、エンジンはとエンジンと別々のメーカーが担当してますが、フェラーリだけはシャーシもエンジンも両方自分たちで作っています。
 「お手本も印も」と高校書道界のフェラーリを目ざしましたが、お手本も印もちょっとぺたっぴで「へらーり」です。



2020年10月21日水曜日

書道でもしてみんとてするなり

 芸術科書道の授業でICT化進行中デス。1年生の授業では篆刻が終わって、行書の学習へと進んでいます。行書の学習では蘭亭序の鑑賞と臨書から始めています。

 今週の学習目標は「点画が連続してる?」です。学習目標を疑問形にしているのは、問いかけられることにより学習目標を自分のことと自覚するためです。お手本は書かないという先生もいらっしゃいますが、私は参考手本は「書く派」です。生徒は蘭亭序の324字から、自分で書きたい連続する2文字を選び書いてみました。それを元にして参考手本を書き、名前も行書で書きました。今後、作品に書く名前はもちろん、校内でプリントやテストに書く名前も行書で書くことにします。

 せっかく生徒一人一人に参考手本を書くのだから、書くところを録画してYouTubeにアップします。そして、いつでも自分の選んだ文字の書くところ見られるようにしました。授業中は1台しかないiPadを回して見ています。あまりいないと思いますが、自宅でも自分のスマホで見ることができます。
 今年は大学受験の面接もネットで行われるので、その対策としてリングライトをア○ゾンでポチッとしました。夜の揮毫撮影では筆の影が出るので、リングライトを使ってみました。
▲リングライト導入

 

▲蘭亭序参考手本

2020年8月31日月曜日

秋田の書展

 秋田市アトリオンで開催されている「秋田の書展」に出品しています。見所はアマビエの印です。疫病退散。




我が校の普通

 書道担当教員としては「※じょさねぐ」何でも書くようにしています。先週は学年PTAがあったので、その校内案内掲示を書きました。また、今年はコロナの影響でありませんが、体育館で講演会がある時にはステージの端に縦4mでその演題を書きます。校外からいらした講師の先生はその演題に驚きますが、本校生徒は何とも思っていないようです。それが普通なので。

※じょさねぐ:造作なくーたやすい様









2020年8月27日木曜日

思惑

 書道パフォーマンスの練習は普段書道室でしています。天井の高さの制限があるので、作品を立てて出来上がりを見ることができません。練習の成果を写真にとりますが、斜めからだし一度に全体が入りきりません。

 そこで作品を「真上」から大きな作品を撮影しようとドローンを導入しました。ま、オモチャみたいなもんですけど。
 昨日の6校時、これから就職・公務員試験に挑む3年生の激励会がありました。私は横8mの巨大応援メッセージを書きました。今日はそれをドローンで撮ってみました。1枚目のメッセージが斜めになっている写真は下から撮影したもので、2枚目と動画がドローンの映像です。一応、取扱説明書には4Kって書いていますけど。
 私の予定では書道パフォーマンス練習の大きな作品を真上から撮影して、書道部での練習に使う予定でした。また、建て替えが決まっている現校舎を、いろいろなところから撮影して記念に残そうという予定でした。
 これ、どうやって真下を撮影するんだろう?


▲下からスマホで撮影した画像

▲ドローンで撮影した画像


▲ドローンで撮影した動画
この後、操縦が下手すぎて壁に激突して墜落した

2020年8月22日土曜日

鋼鉄の意志

 先週の木曜日、校内放送による2学期始業式、からの実力テスト2日間、からの土曜日は模試、からの月例競書雑誌の〆切という過酷な日程を消化している部員たち。模試終了後に清書と取り組んで、部員が帰ってからが私の時間。

 秋田書道展用の参考手本を書きながら「よぉ~し、調子出てきたぞ~」と思ったら、いきなりの窓を振るわせる破裂音。「うぉ~、やめてくれ、今、私はこれを書きたいのだ、部員にお手本を配るのだ、そんな音で誘わないでくれ~」
 近くで【日本の花火「エール」プロジェクト 大曲会場】の花火ががんがん打ち上がります。それでもお手本は書き続けましたとさ。


▲調子が出てきたところに

▲近くで誘惑が

▲「ほ~ら、きれいだよ、見て見て」


2020年8月4日火曜日

ベルリンの壁

 8月4日からはなびアムで「市内高校作品展」が開催され、若いエネルギーが満載です。大曲高校書道部は縦2m横9mの巨大作品をはじめ60点を出品しています。どうぞご笑覧ください。

花火のまち大仙 市内高校作品展
会期 令和2年8月4日(火)~10月11日(日)
   午前9時~午後4時
   休館日/毎週月曜日(8/10、9/21は閉館)
   8/11、9/23は休館
会場 はなび・アム別館
大曲高校   美術部、写真部、書道部
大曲工業高校 美術部、写真部
大曲農業高校 美術部、写真部
西仙北高校  美術部、書道部
 大曲高校は美術部が14点、写真部が18点、書道部は60点を出品しています。ガラスケース内作品は縦2m横9mの作品で、大曲の花火オープニングを飾る津雲優さんの「夢の空」の歌詞を書道部全員で書きました。
 また、会期後半には大曲農業高校と大曲工業高校の写真部作品が加わるので、それまでのツナギで私が佐藤勲さんの言葉を書きました。ベルリンの壁が崩壊する2年前、ドイツに花火をあげに行った佐藤さんの有名な言葉です。
▲佐藤勲さんの言葉

ベルリンの地上には
壁はありますが
空には壁はありません

日本の花火は
どこから見ても
同じく見えます

西のお方も
東のお方も
楽しんでください


▲縦2m横9m 大曲高校書道部全員による巨大作品
場所ふさぎにケース内に私が書いた小品が置いてある