大曲地区の自然や美しい風景を、写真と書道で表現することになった。大曲の美しさといえばドイツの建築家ブルーノ・タウトが昭和11年に訪れ、「大曲は小さな町である。ここにも雪が降り積もっていた。最も佳絶なのは、とある橋の上から眺めた月夜の風景であった。まさに一幅の絵である。それにしても、私はこれほど美しい絵をまだ見たことがない。」と記した一文が印象深い。
その風景を、※写真家・大野源二郎が昭和20年代に撮影している。私の中にもそのイメージが残っておりまねて写真を撮ってみた。もちろん、周囲の風景も季節も違う。同じように表現してはつまらないと思いつつもタウトの言葉を意識すると、どうしても似たような画になってしまう。
クラシカルな雰囲気を狙い、PetriとSONYのレンズを連れてシャッターを切った。さて、この先どう表現を深めていくか、思案の最中である。
※大野源二郎の写真(つじやHP) https://akita-tsujiya.jp/about/post-221/
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