2024年12月28日土曜日

葉書との格闘記:年末の挑戦

 年内にどうしても終わらせたかったこと。それは、秋田県書道連盟の新年研修会の案内と、同窓会役員会の案内を往復葉書で発送すること。私は書道連盟の研修部長で同窓会は校内幹事長です。昨日、やっと葉書を買いに行き、準備万端!…と思ったのも束の間、ここから始まるのは「葉書の戦い」でした。

 まずは往信・復信の印刷。これが意外とやっかいで、往復葉書の形式を間違えないように細心の注意を払います。日付や曜日のチェックも欠かせません。これまで何度もミスをして二度手間になったトラウマがあるので、確認して、確認して、さらに確認して、そしてまた確認。無事に印刷を終えるとホッと一息…と言いたいところでしたが、次の難関が待っていました。

 そう、往復葉書は「折る」作業があるのです。紙折り機を使う手もありだなと思いましたが、失敗して再印刷なんて考えるだけでゾッとするので手作業で挑戦。試行錯誤の末、「貼ってから折る」方がやりやすいと気づきました。さらに、指が痛くなる厚紙には、裏打ちした作品を額装するときに使うローラーが大活躍!これでピシッと綺麗な折り目がつきました。

 シールを貼り、折り、ローラーで押さえる…この単純作業を繰り返していると、永遠に終わらない気がしてきます。そこで「1枚10円のご褒美!」と自分に報酬を設定(疲れていたせいで200枚2万円という謎の計算を…)。こうして、「シール貼り折りマシーン」と化した私は、淡々と作業を進めました。

 なんだかんだと紆余曲折、右往左往しながらも、ついに葉書は完成!書道連盟の研修会と同窓会役員会の案内が無事発送されました。少々疲れましたが、達成感は格別です。これで年内の大仕事もひと段落…と思ったのもつかの間、次の仕事が待っている気配が…。頑張れ、未来の私!



2024年12月26日木曜日

メガ文字アート現在3名申込みあり 参加者募集中

現在3名の申込みがありました。引き続き参加者を募集しております。

 大曲高校書道部は、令和7年1月19日(日)から30日(木)まで、イオンモール大曲内の「市民ギャラリー」で「創部70周年記念書道部作品展」を開催します。大仙市誕生20周年を祝う巨大作品や、秋田市で開催された高校総合美術展(書道部門)に出品した作品を地元の皆さんにご覧いただきます。

 また、展覧会初日には、大きな紙にホウキのような大きな筆で表現する「メガ文字アート」のワークショップを開催します。現在、参加者を募集中です。

【メガ文字アート参加者募集】

縦1.5m、横1.5mの巨大な紙に、ホウキのように大きな筆でダイナミックに文字を書いてみませんか?

◇日時と場所

日時:令和7年1月19日(日) 午後1時30分~

場所:イオンモール大曲 瑞穂の広場(未来屋書店隣)

※午後1時までに専門店街1階「GU」隣りの「大仙市民ギャラリー」へお集まりください。

◇参加募集要項

対象:どなたでも参加いただけます。書道の経験や年齢を問いません

定員:先着15名(定員になり次第締め切ります)

申し込み方法:学校名と学年または勤務先、氏名、連絡先(電話番号)を記載の上、大曲高校書道部までFAXでお申し込みください。FAX番号:0187-63-4005

    ※電話、メールでのお申し込みは受付しておりません。

◇お問い合わせ先

大曲高校書道部 電話番号:0187-63-4004

みなさまのご参加を心よりお待ちしております!

※写真はメガ文字アートの作品例です。




2024年12月25日水曜日

地元の誇りを筆に乗せて

  朝日新聞秋田版で連載中の「HANABI」は、12月25日から第7部が新たにスタートし、「直面するコスト高(上)」が掲載されています。この連載記事の題字は、地元の高校として大曲高校書道部が制作を担当しています。

 第1部から部員が交代で担当しており、今回は2年生が心を込めて制作した作品が採用されました。力強さと繊細さを併せ持つ筆致で、連載のテーマに寄り添った題字を表現しています。こうした活動を通じて、地元の文化と伝統を次世代に繋げる一端を担えたことを、部員一同嬉しく感じています。特に、自分たちの作品が新聞紙上に掲載される喜びは、何よりも大きな励みとなっています。

朝日新聞デジタル

▲花火と解体前の旧校舎


輝け!大曲高校書道部

  地元のコミュニティFM局「FMはなび」では、新年企画として「輝け大仙のこどもたち2025」を放送します。この番組では、大仙市内のスポーツ少年団や部活動に励む子どもたちの元気な声をお届けします。2025年もキラキラと輝く子どもたちを、地域全体で応援していきましょう。

 大曲高校書道部も昨日の12月24日にこの企画の取材を受け、普段の活動を紹介していただきました。放送は以下のスケジュールでお楽しみいただけます:

1月1日(水)0:00~3:00/7:00~8:00/12:00~13:00/17:00~18:00

1月2日(木)7:00~8:00/12:00~13:00/17:00~18:00/

1月3日(金)7:00~8:00/12:00~13:00/17:00~18:00/

 なお、このFM局の局長やパーソナリティは、大曲高校の卒業生です。地元と学校をつなぐ番組を、ぜひお聴きください。

FMはなび

FMはなび++ FMはなびをパソコンで聴くためには


▲練習風景を取材


2024年12月24日火曜日

全国大会に向けての強化練習

  書道では個人的な活動が中心ですが、書道パフォーマンスではチームワークが必要です。仲良くなるための秘訣、それはずばり「分けて食べる」こと!そんな顧問の方針で大曲高校書道部ではイブの今日12月24日、ホールケーキを2台買ってきました。ええ、これはただのお楽しみ会ではありません。「チームワーク強化練習」です。

 部員9人と顧問2人、合わせて11人。ここで問題発生。奇数だとケーキをきれいに分けるのが一苦労!そこで、ホールケーキをまず6等分し、残った分をさらにみんなで分けるという知恵を絞り出しました。

 ケーキを分けながら、「イチゴが切れない」「これ大きくない?」と自然と盛り上がり、まるでクリスマスパーティーのような雰囲気に。ですが、忘れてはいけません。これは遊びではなく、「チームワークの強化練習」なのです!ケーキを通じて、私たちは学びました。分け合えば楽しさも絆も倍増する、と。

 甘いケーキの香りと笑顔が飛び交う書道部の午後。これで私たちの書道パフォーマンスも、全国大会に向けてさらに息ぴったりになるはずです!



全国への決意

  昨日の12月23日、大曲高校では二学期の賞状伝達式終了後に、冬休み中に全国大会へ出場する書道部の壮行会が行われました。校長先生や生徒会長からの温かい激励の言葉に続き、全校生徒の皆さんから力強い応援をいただき、部員一同、大きな励みとなりました。

 壮行会では部長が全国大会への決意を力強く述べました。その後、部員全員で声をそろえ、「応援よろしくお願いします」と挨拶しました。この言葉は壮行会での恒例の挨拶ですが、この日は特に気合が入った、心のこもったものとなりました。

▲激励していただき

響き渡る書道部の誇り

  大曲高校では昨日12月23日、二学期の終業式に先立ち、賞状伝達式が行われました。各部の受賞が順に読み上げられる中で、特に印象的だったのは書道部部員の返事です。普段から書道パフォーマンスの演技中に行う返事を取り入れており、そのための練習もしていますが、この日は特に気合の入った大きな声で堂々とした返事が響き渡りました。

 中でも3年生2名による返事は、1・2年生とは一線を画すものでした。自信に満ち、凛々しく、力強いその返事は、場の空気を引き締めるほどのインパクトがありました。この姿に感銘を受けたのは私だけではありません。1・2年生も同じ思いを抱いていたようで、終始目を輝かせながら先輩たちの姿を見つめていました。3年生は、まさに後輩たちにとって目標であり続けています。ステージ上には各部の代表が並んでいます。

▲各部代表が登壇

2024年12月20日金曜日

早業

 今年も「第15回ニチバン巻心プロジェクト」に参加します。大曲高校書道部では書道パフォーマンスで使う紙を貼り合わせるために、たくさんのガムテープや両面テープを使っています。以前は使い終わった芯をそのまま捨てていましたが、このプロジェクトを知ってからは環境のために芯を集め、参加するようになりました。

 4月から集めた大量の芯を、部員たちは段ボールにせっせと詰め、これでもかというほど頑丈に梱包してくれました。「さすがだなあ」と感心していたところで、ふと気づきました。「あれ、参加シート…入れる前に封しちゃったんだね。」部員たちの気の利いた早業には脱帽です。入れ忘れた参加シート、どうしようかな、、、。

▲集めたテープの芯

▲集めたテープの芯

▲発送用意ができましたが、、、

2024年12月18日水曜日

NHKニュースこまちで生中継

  大曲高校書道部は12月18日(水)、18時10分からのNHKの「ニュースこまち」にて書道室からの生中継を行いました。全国大会に向けて練習に励む部員たちの熱気あふれる書道パフォーマンスが、リハーサルを経て生中継で紹介されました。部員たちは堂々とした姿で、文字に込めた思いを視聴者に届けました。

 放送中には部長が全国大会に出場する抱負を力強く語り、部員全員でさらなる高みを目指していく決意を新たにしました。日頃の努力の成果が存分に発揮され、見る人の心を動かす力強いパフォーマンスとなりました。

 
▲インタビュー
▲リハでの演技の様子



メガ文字アート参加者募集

 大曲高校書道部 創部70周年記念作品展ワークショップ

【メガ文字アート参加者募集】


 令和7年1月19日から1月30日まで大曲高校書道部は創部70周年を記念した作品展を開催します。その一環として、特別ワークショップ「メガ文字アート」を実施します。縦1.5m、横1.5mの巨大な紙に、ホウキのように大きな筆でダイナミックに文字を書いてみませんか?


◇日時と場所

日時:令和7年1月19日(日) 午後1時30分~

場所:イオンモール大曲 瑞穂の広場(未来屋書店隣)

※午後1時までに専門店街1階「GU」隣りの「大仙市民ギャラリー」へお集まりください。


◇参加募集要項

対象:どなたでも参加いただけます。書道の経験や年齢を問いません

定員:先着15名(定員になり次第締め切ります)

申し込み方法:学校名と学年または勤務先、氏名、連絡先(電話番号)を記載の上、大曲高校書道部までFAXでお申し込みください。FAX番号:0187-63-4005

 ※電話、メールでのお申し込みは受付しておりません。

◇お問い合わせ先

大曲高校書道部 電話番号:0187-63-4004

みなさまのご参加を心よりお待ちしております!




2024年12月17日火曜日

偶然

  明日のHHK生中継に向け、アナウンサーとディレクターが打ち合わせに来校されました。いらしたのはアナウンサーの網(あみ)秀一郎さん。そして、大曲高校書道部の部長は名前が「あみ」さん――名字と名前、異なるはずの「あみ」が、今ここで重なる奇跡。

 まるで言葉が引き寄せ合ったかのような偶然に、運命の糸がそっと結ばれた気がしました。何か特別な瞬間が始まる、そんな予感に心が躍ります。

NHK秋田放送局「網秀一郎」さん

2024年12月16日月曜日

第41回県南地区高校書道展

 大曲高校書道部は県南地区高校書道展に部員9名が18点出品しています。高校生たちが心を込めて制作した書道作品の数々を展示します。各校の特色ある作品から、若い感性と情熱が伝わることでしょう。ぜひ足をお運びいただき、日常の中でふと立ち止まり、高校生たちの熱い想いを感じていただければ幸いです。

会 期 令和6年12月16日(月)~19日(木)
会期中 午前9時~午後10時
※初日は午後4時~午後10時、最終日は午前9時~午後4時
会場  横手市「Y2(ワイワイ)プラザ」オープンスペース
出品校 8校
出品数 60点






2024年12月15日日曜日

『「写」と「書」の未来展』作品展示

  大曲高校書道部は、『「写」と「書」の未来展』のオープニングで書道パフォーマンスを披露しました。そして、各部員それぞれが選んだ写真からイメージを広げ、文言を選び紙面構成を工夫しながら色紙作品も制作しました。その作品展が12月15日から22日まで、秋田市山王にある秋田魁新報社さきがけホールで開催されています。作品には着色したりや絵を添えたりするなど、「未来展」にふさわしく自由な発想で制作した作品を出品しました。出品した作品は表現の基になった写真と一緒に、並んで展示されています。

 また、書道パフォーマンスで制作した大きな作品も展示されています。

▲パフォーマンス作品

▲写真と一緒に展示

2024年12月14日土曜日

写と書の未来展開幕

  大曲高校書道部は秋田市文化創造館で能代七夕「薄暮の不夜城」の写真からインスピレーションをうけて書道パフォーマンスを行いました。

 私たち大曲高校書道部がこの『天空の不夜城』の写真を選んだのはその圧倒的なスケールと幻想的な美しさに心を動かされたからです。この写真に映る巨大な御殿灯籠が夜空を染め上げ、太鼓や笛の音とともに進む姿は、まさに地域の情熱と伝統が結晶したものだと感じました。私たちは、この写真が伝える『力強さ』と『儚さ』、そして地域の誇りを、書の表現を通じて新たな形で未来へ繋げたいと思っています。能代の皆さんが紡いできたこの素晴らしい文化を、私たちの筆でさらに輝かせることができたら幸いです。

▲能代の七夕 「天空の不夜城」をイメージして

2024年12月13日金曜日

『「写」と「書」の未来展』で書道パフォーマンス

  大曲高校書道部は明日、秋田市文化創造館で『「写」と「書」の未来展』オープニングで書道パフォーマンスを行います。能代の七夕「薄暮の不夜城」の写真から得たインスピレーションで書道パフォーマンスをします。私たちの出番は14:40の予定です。

 私たちが選んだ写真はこれです。

2024年12月12日木曜日

アンケート送付

 秋田県書道連盟会員 各位

師走の候、会員の皆さまにはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素より当連盟の活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。

さて、来る令和7年1月に開催予定の「新年研修会」では、当連盟会員でもある整形外科の先生を講師にお迎えし、書道作品を制作の際の腰痛など身体的なお悩みについて、専門医の立場からその予防や改善のためのお話をいただく予定です。その準備の一環として、会員の皆さまが書道作品を制作される際の身体的な悩みについて事前に調査を行いたく存じます。皆さまのご協力をお願い申し上げます。

つきましては、アンケート用紙を送付しましたのでそこにあるQRコードを読み取り、アンケートにご回答いただけますようお願い申し上げます。「ネットでのアンケートの回答は操作が苦手で」という方もいらっしゃると思いますが、QRコードを利用することで、大量のデータ集計が容易になりますので、ぜひご協力ください。なお、締切は令和5年12月23日(月)とさせていただきます。

お忙しいところ誠に恐縮ではございますが、何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

秋田県書道連盟研修部長 竹村 天祐

2024年12月8日日曜日

表現する教師たち

 高校の芸術科の先生方は、教員としての指導に加え、現役クリエーターとしての一面も持ち合わせています。秋田県高等学校芸術科教員発表会では、音楽の先生方による演奏会と、美術・書道の先生方による作品展が開催されました。私もこの展覧会に出品し、「旧校舎哀歌」「旧校舎前の葉に」「臨 送裴将軍詩」の3点と、大曲高校書道部顧問の先生との合作による「大曲高校団歌二番」の計4点を展示しました。

 「臨 送裴将軍詩」は、勇猛さよりもダンディな姿を表現しようと試みました。しかし、結果的には裴将軍というより「敗将軍」のように貧相な仕上がりとなってしまいました。「大曲高校団歌二番」は、今年から書道部の顧問として加わった先生との合作です。その先生は私と同じ中学校・高校の出身で、大曲高校の後輩にあたります。作品では、「紅燃ゆる若人の」で始まる団歌の二番を、赤い紙にしたためました。

▲臨 送敗将軍詩

▲大曲高校団歌二番

▲旧校舎前の葉に

▲旧校舎哀歌


2024年12月3日火曜日

日本初

 昨日、大曲高校書道部では来週開かれる「写と書の未来展」の色紙作品の締め切り日でした。作品を完成させ、押印したある2年生に私はこう声をかけました。

「この印、四角がいくつかあるから、着色したら面白いんじゃない?」そう言って、信号機のカラーをイメージして色鉛筆で着色させてみました。
「いいじゃない。多分、印に着色した人なんて今までいないよ。日本初だよ!」
 実は以前、FBで印に着色した先生の作品を見かけ、密かにいつかやってみたいと思っていました。ですから、本当は日本初ではないのですが、生徒は満足げな笑顔を浮かべていました。少し「ばしこいで」しまいましたが、結果オーライですね。「未来展」なのだから、自由に表現してみました。
※「ばし」は「ウソ」の意の秋田弁。
「ばしこぐ」はウソをつくこと。
「ばしこぎ」はウソをつく人のこと。



ひこがす

 今日は期末考査の最終日で、放課後の部活動では「写と書の未来展」の色紙作品の締切日でした。色紙に押す印について考えてみると、この前の展覧会で作った半切用の印では少し大きいかなと思い、文化祭で作った葉書用の印を使おうと考えていました。

 しかし、改めて見ると、葉書用の印では色紙には少し小さいことに気づきました。「ひこがして※これで済ませようか」と私の中の悪魔が言いましたが、心の中の天使が「いやいや、新しいものを作ろうよ」とささやくので、新しい印を作ることにしました。
 文化祭で作った葉書用の印は、文字というよりタイポグラフィや記号のような「スタンプ」寄りのデザインになってしまった反省があり、今回は文字を主体とした印作りを心がけることにしました。
※ひこがす:面倒くさがる、または手を抜くことを意味する秋田弁。



2024年11月27日水曜日

地域安全への想いを込めて

 大曲高校書道部は10月11日、大仙市ふれあい体育館で開催された「令和6年全国地域安全運動」の出発式に参加しました。式典では地域安全活動に尽力された方々の表彰や、多くの来賓の挨拶が厳粛な雰囲気の中で行われ、地域一体となった安全への強い思いが感じられるひとときでした。そして、式典の締めくくりとして、私たち書道部が書道パフォーマンスを披露し、参加者の皆様から温かい拍手をいただきました。

 当日制作した作品は、現在イオンモール大曲で展示されています。また、大曲農業高校太田分校の1年生3名が詠んだ防犯短歌を、大曲高校書道部の2年生が作品として書に表し、共に展示されています。それぞれの作品には、防犯への意識を高める願いが込められており、訪れる方々に深い印象を与える内容となっています。

 地域の安全と安心を願う想いが込められたこれらの作品を、ぜひ会場で直接ご覧いただき、私たちの想いを感じ取っていただければ幸いです。





小さな問いの種

 総合美術展の表彰式から作品搬出、そして学校への帰還という一連の大事業を終え、私はようやく車をレンタカー営業所へと返却に向かいました。すべては順調。ガソリンスタンドで給油しながら部員を無事送り届けた達成感を胸に、最後の仕事を淡々とこなそうとしました。車を返却しに行くと営業所のスタッフが一言、こう尋ねてきました。

「ガソリンは満タンでよろしかったでしょうか?」

 いやはや、実に興味深い。これは一体どういう意味でしょうか?

 「ガソリンは満タンで『よろしかった』…? 過去形の丁寧語で確認しているということは、まるで私が時間を遡る能力を持っているとでも? それとも、私が未来に備えて常に満タンを選ぶ信念の持ち主だと知っている? あるいは、ここでの"満タン"とは文字通りの意味ではなく、私の心が満ち足りているかどうかを問う哲学的な問いかけ?」

 私は一瞬たじろぎながらも、「はい、満タンです。念のため、部員にも満タンの愛を注ぎつつ参りました」とでも返しておけば、この場の空気をさらに満タンにできたのでは、と後から気づく次第であります。

 さて、この問いの本当の意図は果たしてどこにあったのか。それは、未だに私の心に小さな問いの種を植えたままです。

 ちなみに、今日レンタルしたのは14人乗りのコミューター。普通免許では運転できません。



2024年11月26日火曜日

秋田県代表に選出!

 大曲高校書道部は第57回秋田県高等学校総合美術展書道部門に作品を出品しました。1年生と2年生は各自漢字作品と調和体作品の各1点、計2点を出品し、審査の結果、来年度香川県で開催される全国総合文化祭の秋田県代表4点の中の1点に選出されました。さらに、県代表の他にも過分な評価をいただき、大変光栄に思っております。

 これも、多くの方々のご支援とご声援のおかげです。全国総合文化祭では、秋田県代表としての誇りを胸に、さらに一層技術を磨き、心を込めた作品を披露できるよう努力してまいります。引き続き温かいご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



2024年11月23日土曜日

バスデビュー

 運動部の監督が自らバスを運転して選手を練習試合に送り届ける光景は、さほど珍しくありません。しかし、書道部の顧問が部員を乗せて自ら運転し、書道パフォーマンスの現場に向かうというのは、なかなかレアな出来事ではないでしょうか。

 昨年度までは、新型コロナ感染拡大で冷え込んだ貸切バス業界を支援するため、県から貸切バスの経費に対して半額の補助が出ていました。大曲高校書道部もこの補助を利用していましたが、残念ながら今年からその制度が終了してしまいました。

 そこで困った私は、2学期の中間考査期間を利用して教習所に通い、中型免許の限定解除に挑戦しました。そして、ついに今日はレンタルバスで「バスデビュー」を果たし、無事に部員たちを連れて帰校することができました。めでたし、めでたし。



2024年11月20日水曜日

ダブルヘッダー

  大曲高校書道部は11月16日、内小友小学校の創立150周年記念式典にて記念公演の書道パフォーマンスを行いました。6年生の皆さんが考えてくれたキーワードをもとに、私たちが意味の通る文章に仕上げ、それを作品に書き上げました。

 完成した作品には、小学生一人ひとりの思いが込められたメッセージカードを貼り付け、感動的な共同作品として完成させました。この取り組みを通して、小学生たちの想いと私たちの技術がひとつになった特別な作品となりました。

 その後、内小友小学校を後にし、3時間後にはロータリークラブの地区大会に伺いました。ここでは、日頃から地域や社会に貢献されている会員の皆さまの前でパフォーマンスを披露しました。真剣に見つめる視線や、心のこもった拍手に、私たちも大きな励ましをいただきました。終了後には、書道の魅力や活動への想いをお話しする機会もあり、参加者の方々から「感動した」「力をもらった」というお声をいただきました。

 このように、内小友小学校とロータリークラブ地区大会の両方で、多くの方々と心を通わせる貴重な1日となりました。

 11月17日には来週の展覧会に出品する作品の清書をしました。

▲内小友小学校創立150周年記念公演


▲ロータリークラブ地区大会



2024年11月19日火曜日

昨日の新聞

  昨日の秋田魁新報に、大曲高校書道部が書道パフォーマンスグランプリ東北北海道大会で優勝した記事が掲載されました。部員たちは日頃から練習に真摯に取り組み、今回の大会ではその成果を存分に発揮してくれました。

 力強くも繊細な筆遣い、そして一体感のあるパフォーマンスが高く評価され、このような大きな栄誉を頂くことができました。これもひとえに、支えてくださった多くの皆さまのご声援とご協力のおかげです。今後とも部員たちのさらなる成長を見守っていただければ幸いです。

秋田魁新報電子版

2024年11月17日日曜日

気のせい

 総合美術展に出品する部員たちのために、落款印を制作しました。新校舎への引っ越しから1年、書道室の隣には私の“秘密基地”ともいえる準備室があります。ここに篆刻工房コーナーを設けたことで、用具の出し入れの手間がなくなり作業が格段に効率的になりました。まさに“チョー便利”な空間です。

 大曲高校書道部は総合美術展に漢字作品と、漢字仮名交じり作品を出品予定です。それぞれに合わせた落款印を制作し、漢字作品用には一寸、漢字仮名交じり作品用には八分の印を用います。作品には1顆ずつ押すため、印の大きさやデザインにもこだわりました。

 昨年制作した落款印と比べると、ほんの少しですが腕が上がった気がします。あくまで“そんな気がする”だけです。



2024年11月4日月曜日

メガ文字アート作品の展示

  大曲高校書道部は10月26日にイオンモール大曲で開催された周年祭にて、書道パフォーマンスを披露しました。今回のパフォーマンスでは部員全員で書く作品に加え、一人ずつホウキのような大きな筆を使って紙いっぱいに一文字を書く新たな試みも行い、力強く個性あふれる表現が会場を魅了しました。その全作品はイオンモール内に展示していただき、多くの方々に見ていただく機会を得ました。

 観客の前で大きな筆を扱う緊張感の中、部員たちは一文字一文字に全力を込め、普段の練習で培った技術と想いを表現しました。この新しい挑戦を通じて、部員たちは「書」への理解をさらに深めるとともに、書道の楽しさや奥深さを多くの人に伝えることができたと感じています。展示作品は訪れた方々からも好評を博し、書道を通して地域の皆様とつながる貴重なひとときとなりました。

 大曲高校書道部は、これからも地域との交流を大切にしながら、創意工夫を凝らした活動に取り組み、書道の魅力を広めていくことを目指しています。







2024年11月1日金曜日

進化するぬくもり

  大曲高校書道部2年生4名は11月1日(金)、大曲郵便局ロビーにて年賀葉書発売記念イベントで書道パフォーマンスを行いました。「大切なあなたへ 進化するぬくもり 年に一度だけど ずっとつながっている」と書き、訪れた方々へ温かな想いを届けました。

 この書道パフォーマンスは手書きの文字に込める心のぬくもりや年賀状が持つ特別な意味を表現するもので、観客の心にじんわりと響くひとときとなりました。郵便局の空間に墨の香りとともに絆の大切さを伝えるメッセージが広がり、多くの人々が感慨深く見守る姿が印象的でした。

 伝統と未来が交差する書道の表現を通じ手紙の文化の意義がより一層感じられたこのイベント。部員たちは、新たな年へと続く思いを一字一字に込めながら次の世代へ受け継がれる「ぬくもりの絆」を力強く示しました。

▲大曲郵便局で

2024年10月30日水曜日

メガ文字アート

  大曲高校書道部は10月26日にイオンモール大曲で開催された周年祭にて、書道パフォーマンスを披露しました。今回のパフォーマンスでは部員全員で書く作品に加え、一人ずつホウキのような大きな筆を使って紙いっぱいに一文字を書く新たな試みも行いました。他県の先生が小学生と大きな文字を書く実践を参考にし、部員全員で挑戦することとなったこの取り組みを「メガ文字アート」と名付け、作品の完成度はさておき活動の幅がさらに広がる結果となりました。

 さらに、来年1月7日には大仙市の書き初め大会でメガ文字アートを実施し、参加する小学生にもその爽快な体験を楽しんでもらう予定です。小学生には大きな筆で豪快に書くことに「あこがれ」があるようです。毎年多くの小学生・中学生・高校生が参加する盛大な大会で、メガ文字アートが新しい刺激となることを期待しています。また、1月19日にはイオンモール大曲内の市民ギャラリーで書道部作品展を開催し、ワークショップで希望する小学生と一緒にメガ文字アートを体験し、その楽しさを共有したいと考えています。

▲本番前にリハーサル

▲メガ文字アート


2024年10月27日日曜日

消防団と地域を結ぶ書の力

  大曲高校書道部は、7月6日に大仙市ふれあい文化センターで開催された「第75回秋田県消防大会」にて、書道パフォーマンスを披露しました。その時に書いた作品が美郷町の消防団員募集ポスターとチラシに採用されることとなり、私たちにとっても大変光栄な出来事となりました。これをきっかけに、消防団員の活動がより多くの方々に伝わり、消防の重要性が一層広く認識されることを願っています。

 私たちの学校は大曲消防署のすぐ隣にあり、日々訓練に励む署員の皆さんの姿を間近で見ています。授業中に響く出動サイレンを聞くたびに、消防関係者の皆さんのおかげで私たちが安心して生活できていることを改めて実感しています。今回の書道パフォーマンスでは、そんな感謝の気持ちを込めて作品を制作しました。今後も地域への感謝の思いを胸に、さらなる精進を重ねていきたいと思います。



2024年10月20日日曜日

書道パフォーマンスグランプリ東北北海道大会 優勝

 大曲高校書道部は10月20日(日)、宮城県イオンモール名取で開かれた第4回書道パフォーマンスグランプリ東北北海道大会において優勝を果たしました。そして、来年1月12日(日)千葉県幕張のイオンモール幕張新都心で開かれる決勝大会に東北北海道代表として出場します。

 大会当日は部員一人一人が魂を込めて筆を握り、その想いが一枚一枚の紙に映し出されていく様は、私たち自身でさえ圧倒されるほどでした。しかし、この栄誉は決して私たちだけの力で勝ち取ったものではありません。日々支えてくださる皆様、応援してくださる方々、そして陰で見守ってくださる方々があってこそ、私たちはこの場に立つことができました。

 私たちはこれからも精進を忘れず、一筆一筆に感謝を込めて、さらなる高みを目指してまいります。今後とも温かいご支援、ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

▲練習の成果を発揮して

2024年9月23日月曜日

大曲農業高校太田分校の短歌を大曲高校書道部が書いてみた

 大曲高校書道部は新聞報道で大曲農業高校太田分校の1年生女子3名が全国高校生短歌大会(通称・短歌甲子園)の予選を突破し、盛岡市で行われる本大会に出場することを知りました。

 大曲高校書道部ではどの詩文を選び、どのように作品として表現するかは常に悩ましい問題です。さらに、近年では著作権への配慮も必要になっています。短歌は半切の紙で作品にする場合、字数が適切で書きやすいので大曲農業高校太田分校で作成された短歌を提供していただき、それを作品として展示することを企画しました。

 太田分校から提供された9首の短歌は、大曲高校書道部の部員9名がそれぞれ1首ずつ担当し書道作品に仕上げました。これらの作品は、JR大曲駅ハミングロードに今月いっぱい展示されています。

▲大農太田短歌×曲高書道部