秋田県書道連盟展に出品しました。作品制作の少し前にコロナに罹患し、今年2回目の感染となりました。病み上がりでの制作だったため、メンタル的に少し不安定な状態でした。
大曲高校では新校舎が完成し、昨年の秋に引っ越しを行いました。幸運にも私は母校に勤務していますが、自分が過ごした校舎が旧校舎となり、ついに取り壊しが始まったところです。毎日、その風景を目にするたびに、心の奥底が沈むような思いです。
その気持ちを全紙の作品にしました。
舊樓残影隨風散 廃墟孤夢伴塵眠
ああ崩れゆく校舎よ 青春の残骸よ 二人だけの秘密の場所は今や取り戻せぬ幻影となり この瓦礫の中に沈み心の海に漂う
▲旧校舎哀歌
▲課題作品「紫式部のうた」
0 件のコメント:
コメントを投稿