2024年8月29日木曜日

秋田県書道連盟展出品

 【書道部・芸術科書道選択者】秋田県書道連盟展出品

 大曲高校書道部全部員18名と芸術科で書道Ⅰを選択している1年生は、秋田県書道連盟展震災復興応援メッセージに出品しました。展覧会は8月23日から26日まで秋田市アトリオンで開催されました。

 大曲高校芸術科の書道Ⅰでは1学期に唐時代の楷書「九成宮醴泉銘」の鑑賞と臨書を行いました。臨書を終え次のステップとして、創作の第一歩である倣書(ほうしょ)作品に取り組みました。この作品は書道連盟展に出品するため、生徒たちは自ら応援メッセージにふさわしい漢字を選びました。多くの生徒にとって、自分で書く内容を決めるのは初めての経験であったようです。この倣書作品の制作を通じて、「臨書の大切さ」と「創作の楽しさ」を学びました。

 また、フランスからの短期留学生もこの授業に参加し作品を制作したので出品しました。書道連盟の会員である書道部顧問の2名もこの意義ある展覧会に作品を出品しています。



2024年8月26日月曜日

大曲高校卒業生の活躍

◇侍JAPAN

 本年9月2日から台湾で開幕される「第13回 BFA U18アジア選手権」に出場する侍ジャパンU-18日本代表の18選手が決定しました。そのコーチに大曲高校OBが選ばれました。平成25年に大曲高校野球部が甲子園予選秋田大会で31年ぶりにベスト4になった時のキャプテンです。当時私は野球部部長で監督も私も大曲高校OBでした。

◇大賞受賞

大曲高校の卒業生で在学中書道部部長だった岩手大学3年が第29回全日本高校・大学生書道展(日本書芸院、読売新聞社主催)が大賞に選ばれました。出品数は8784点です。

彼女の作品はその独自の表現力と力強さが高く評価され、多くの人々の心を捉えました。この快挙は戸嶋さんの努力と情熱の結晶であり、今後のさらなる飛躍が期待されます。そして、先日のパリオリンピックで活躍した鈴木優花選手先輩といい、先輩の活躍は在校生の未来の姿です。

作品名 旧校舎哀歌

 秋田県書道連盟展に出品しました。作品制作の少し前にコロナに罹患し、今年2回目の感染となりました。病み上がりでの制作だったため、メンタル的に少し不安定な状態でした。

 大曲高校では新校舎が完成し、昨年の秋に引っ越しを行いました。幸運にも私は母校に勤務していますが、自分が過ごした校舎が旧校舎となり、ついに取り壊しが始まったところです。毎日、その風景を目にするたびに、心の奥底が沈むような思いです。

 その気持ちを全紙の作品にしました。

舊樓残影隨風散 廃墟孤夢伴塵眠

ああ崩れゆく校舎よ 青春の残骸よ 二人だけの秘密の場所は今や取り戻せぬ幻影となり この瓦礫の中に沈み心の海に漂う

▲旧校舎哀歌

▲課題作品「紫式部のうた」


2024年8月11日日曜日

御礼

 高校と大学の後輩がパリオリンピックで素晴らしい頑張りを見せたため、お礼状を書きました。彼女の努力と成果に心から感謝し、彼女が示した情熱と勇気に深い感動を覚えています。これからもその精神を持ち続け、自らの道を切り拓いていってほしいと願っています。

 これを学校の玄関と書道室の窓に掲示します。