2019年12月30日月曜日

新年のごあいさつ(校内)


毎年恒例の新年のごあいさつを職員玄関に掲示しました。
今年は真ん中に「芸」の篆書を配置しました。「芸」は「人が木を植えて育てている様子」を表しています。高校では本校も例外ではなく芸術科は大学受験に直接は関係なく、教育課程では虐げられ軽んじられています。しかし、芸術は人間教育の根幹をなす大切な教科です。人が木を植えて育てる様子と、「芸術科」が高校で人を育てる根幹であることを暗示してそれをあぴーるするためにこのような嫌味な構成にしました。

新年のごあいさつ(展示編)

 新年のごあいさつは実際に貼られていました。ガラス越しで代替の大きさをかんがえましたが、もう少し大きくてもよかったかなぁ、って感じました。それでも、縦250横150あります。
▲展示されている様子


2019年12月28日土曜日

新年のごあいさつ

 新年のごあいさつを書きました。令和最初のお正月なので、万葉集の一節を書こうと思ったので、それに伴い新年のごあいさつも「謹賀新年」ではなく、「あけましておめでとうございます」にしました。
▲横150×縦250

今年の春にショッピングモールの店舗改装のための壁に作品を書きましたが、それがそのままでした。新しいの書こうかな。

2019年12月22日日曜日

リミッター解除

 書道部の書初め用の参考手本を書きました。私たちが出品準備をしている書初め展には、半切作品には課題の詩があります。書体等は任意なので、それを部員20人分書きます。表現を変えて20人分書くのはなかなか大変なことです。しかも、参考手本選択の幅を持たせようと、部員の倍近くの枚数を書きます。

 人間、持ってはいけないと思いつつ、ついつい持ってしまうのが「先入観」です。書道部には小学生のころからバリバリと書写のお稽古をしてきた部員はいますが、高校から本格的に書道と取り組んでいる部員もいます。「書道歴が浅いから」という考えから、参考手本を平易な表現にしがちです。

 ところが、高校生の柔軟さと上達は見事です。もっとも、書道部は毎日活動して相当な稽古量なので、あっという間に上達します。わざわざ表現に足かせをする必要はないのでリミッター解除です。ということで、参考手本は全部最初から難易度マックスです。そして、作品制作をしながらあわない表現方法があれば、その都度参考手本を書き直しておんりーわんの作品を目指します。

秋田弁調和体

 秋田弁を調和体で表現しました。

▲「あやしかだね」→「おーまいがっ」のこと

▲「さい」→「おーまいがっ」のこと


▲「きゃす」→「倒す」「田んぼを耕す」こと

▲「あまひこ」→「(コートなどの)フード」のこと

▲「まがした」→「こぼした」
  
▲「めんけ」→「かわいい」

2019年12月21日土曜日

いいねが



 昔から紙は貴重品でした。大量の紙を使う書道では、紙を大切に使いたいものです。粗末にするとバチがあたります。
▲「紙は神様」          ▲「たいしたもんだ」

▲「んだんだ」秋田弁で「そうだ」の意。 ▲「できることを全力で」

        ▲「あど さっと」       ▲「それでいいのか」
       秋田弁で「もう少し」の意。 

▲「なぜ二枚目を書くのか」

書道では1枚書いたら、次の二枚目を出して書きますね。それはなぜですか。皆さんの書道でどんな時が楽しいですか。

2019年12月19日木曜日

上達の跡?2


 「書いた以上の印は彫れない」
ということで、篆刻の一丁目一番地の篆書の稽古をしています。少しは上達したかなぁ。ちなみに前回はこんな感じ

 最初は小篆の稽古から。




次は金文の稽古をします。