2024年11月20日水曜日

ダブルヘッダー

  大曲高校書道部は11月16日、内小友小学校の創立150周年記念式典にて記念公演の書道パフォーマンスを行いました。6年生の皆さんが考えてくれたキーワードをもとに、私たちが意味の通る文章に仕上げ、それを作品に書き上げました。

 完成した作品には、小学生一人ひとりの思いが込められたメッセージカードを貼り付け、感動的な共同作品として完成させました。この取り組みを通して、小学生たちの想いと私たちの技術がひとつになった特別な作品となりました。

 その後、内小友小学校を後にし、3時間後にはロータリークラブの地区大会に伺いました。ここでは、日頃から地域や社会に貢献されている会員の皆さまの前でパフォーマンスを披露しました。真剣に見つめる視線や、心のこもった拍手に、私たちも大きな励ましをいただきました。終了後には、書道の魅力や活動への想いをお話しする機会もあり、参加者の方々から「感動した」「力をもらった」というお声をいただきました。

 このように、内小友小学校とロータリークラブ地区大会の両方で、多くの方々と心を通わせる貴重な1日となりました。

 11月17日には来週の展覧会に出品する作品の清書をしました。

▲内小友小学校創立150周年記念公演


▲ロータリークラブ地区大会



2024年11月4日月曜日

メガ文字アート作品の展示

  大曲高校書道部は10月26日にイオンモール大曲で開催された周年祭にて、書道パフォーマンスを披露しました。今回のパフォーマンスでは部員全員で書く作品に加え、一人ずつホウキのような大きな筆を使って紙いっぱいに一文字を書く新たな試みも行い、力強く個性あふれる表現が会場を魅了しました。その全作品はイオンモール内に展示していただき、多くの方々に見ていただく機会を得ました。

 観客の前で大きな筆を扱う緊張感の中、部員たちは一文字一文字に全力を込め、普段の練習で培った技術と想いを表現しました。この新しい挑戦を通じて、部員たちは「書」への理解をさらに深めるとともに、書道の楽しさや奥深さを多くの人に伝えることができたと感じています。展示作品は訪れた方々からも好評を博し、書道を通して地域の皆様とつながる貴重なひとときとなりました。

 大曲高校書道部は、これからも地域との交流を大切にしながら、創意工夫を凝らした活動に取り組み、書道の魅力を広めていくことを目指しています。







2024年11月1日金曜日

進化するぬくもり

  大曲高校書道部2年生4名は11月1日(金)、大曲郵便局ロビーにて年賀葉書発売記念イベントで書道パフォーマンスを行いました。「大切なあなたへ 進化するぬくもり 年に一度だけど ずっとつながっている」と書き、訪れた方々へ温かな想いを届けました。

 この書道パフォーマンスは手書きの文字に込める心のぬくもりや年賀状が持つ特別な意味を表現するもので、観客の心にじんわりと響くひとときとなりました。郵便局の空間に墨の香りとともに絆の大切さを伝えるメッセージが広がり、多くの人々が感慨深く見守る姿が印象的でした。

 伝統と未来が交差する書道の表現を通じ手紙の文化の意義がより一層感じられたこのイベント。部員たちは、新たな年へと続く思いを一字一字に込めながら次の世代へ受け継がれる「ぬくもりの絆」を力強く示しました。

▲大曲郵便局で

2024年10月30日水曜日

メガ文字アート

  大曲高校書道部は10月26日にイオンモール大曲で開催された周年祭にて、書道パフォーマンスを披露しました。今回のパフォーマンスでは部員全員で書く作品に加え、一人ずつホウキのような大きな筆を使って紙いっぱいに一文字を書く新たな試みも行いました。他県の先生が小学生と大きな文字を書く実践を参考にし、部員全員で挑戦することとなったこの取り組みを「メガ文字アート」と名付け、作品の完成度はさておき活動の幅がさらに広がる結果となりました。

 さらに、来年1月7日には大仙市の書き初め大会でメガ文字アートを実施し、参加する小学生にもその爽快な体験を楽しんでもらう予定です。小学生には大きな筆で豪快に書くことに「あこがれ」があるようです。毎年多くの小学生・中学生・高校生が参加する盛大な大会で、メガ文字アートが新しい刺激となることを期待しています。また、1月19日にはイオンモール大曲内の市民ギャラリーで書道部作品展を開催し、ワークショップで希望する小学生と一緒にメガ文字アートを体験し、その楽しさを共有したいと考えています。

▲本番前にリハーサル

▲メガ文字アート


2024年10月27日日曜日

消防団と地域を結ぶ書の力

  大曲高校書道部は、7月6日に大仙市ふれあい文化センターで開催された「第75回秋田県消防大会」にて、書道パフォーマンスを披露しました。その時に書いた作品が美郷町の消防団員募集ポスターとチラシに採用されることとなり、私たちにとっても大変光栄な出来事となりました。これをきっかけに、消防団員の活動がより多くの方々に伝わり、消防の重要性が一層広く認識されることを願っています。

 私たちの学校は大曲消防署のすぐ隣にあり、日々訓練に励む署員の皆さんの姿を間近で見ています。授業中に響く出動サイレンを聞くたびに、消防関係者の皆さんのおかげで私たちが安心して生活できていることを改めて実感しています。今回の書道パフォーマンスでは、そんな感謝の気持ちを込めて作品を制作しました。今後も地域への感謝の思いを胸に、さらなる精進を重ねていきたいと思います。



2024年10月20日日曜日

書道パフォーマンスグランプリ東北北海道大会 優勝

 大曲高校書道部は10月20日(日)、宮城県イオンモール名取で開かれた第4回書道パフォーマンスグランプリ東北北海道大会において優勝を果たしました。そして、来年1月12日(日)千葉県幕張のイオンモール幕張新都心で開かれる決勝大会に東北北海道代表として出場します。

 大会当日は部員一人一人が魂を込めて筆を握り、その想いが一枚一枚の紙に映し出されていく様は、私たち自身でさえ圧倒されるほどでした。しかし、この栄誉は決して私たちだけの力で勝ち取ったものではありません。日々支えてくださる皆様、応援してくださる方々、そして陰で見守ってくださる方々があってこそ、私たちはこの場に立つことができました。

 私たちはこれからも精進を忘れず、一筆一筆に感謝を込めて、さらなる高みを目指してまいります。今後とも温かいご支援、ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

▲練習の成果を発揮して

2024年9月23日月曜日

大曲農業高校太田分校の短歌を大曲高校書道部が書いてみた

 大曲高校書道部は新聞報道で大曲農業高校太田分校の1年生女子3名が全国高校生短歌大会(通称・短歌甲子園)の予選を突破し、盛岡市で行われる本大会に出場することを知りました。

 大曲高校書道部ではどの詩文を選び、どのように作品として表現するかは常に悩ましい問題です。さらに、近年では著作権への配慮も必要になっています。短歌は半切の紙で作品にする場合、字数が適切で書きやすいので大曲農業高校太田分校で作成された短歌を提供していただき、それを作品として展示することを企画しました。

 太田分校から提供された9首の短歌は、大曲高校書道部の部員9名がそれぞれ1首ずつ担当し書道作品に仕上げました。これらの作品は、JR大曲駅ハミングロードに今月いっぱい展示されています。

▲大農太田短歌×曲高書道部